親として子育てを思う。
2001年3月7日「これでいいのかニッポンの親」
稲川素子・編(カッパ ブックス)読了。
外国人にインタビューし、子供の頃 親にどういう風に育てられたかを2〜3ページでまとめた企画もの。
特に目新しい発見はなかったけれど、この本を読んで、自分は一体娘をどのように育っていくのだろうかと考えた。
独立性(independence)があって、
好奇心(curiosity)が強い人間になってほしい。
強く、優しい子になってほしい(ハードボイルドだねこれは)。
他にも色々と思ったけれど、
たくさんありすぎてこれっといって核になるものが無い。
あれもこれもと、多くのものに手を出してしまうのは悪い癖だ。けど、わかっていてもそう簡単には直せるものではないね。
そう考えてると、1冊の本を思い出した。
「明日を生きる言葉 ―幸福な人生に必要な511の知恵―」
H・ジャクソン・ブラウン、Jr.=著
北方謙三=解説・監修 って本だ。
内容はというと、
1.毎日、3人を褒めなさい。
2.犬を飼いましょう。
15.すばらしいステレオを持ちなさい。
28.知っていることは教えてあげる。
29.知らないことは習いなさい。
・・・というふうなとてもシンプルな言葉が英日対訳で511点 綴られているものだ。
古き良きアメリカ(ん、違うかな)の和やかな家庭が脳裏に浮かぶ本だ。
私の大好きな本だ。
論理的であろうとする自分自身。その中にある感覚的なものは、この本で述べられているような感受性にすごくよく合う。心地が良い本だ(嫌いな言葉ももちろんいくつもあるけれど・・・)。
久しぶりに読み返して、のほほんとした気分で1日を過ごした。
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